MF10 越後 雄太 ベガルタ仙台ユース選手名艦2011




Birth : 1993.4.29
Height/Weight : 175cm/69kg
From : VEGALTA SENDAI JY
【2010シーズン成績】
プリンスリーグ:5試合出場/3得点  東北クラブユース選手権:3試合出場/0得点  天皇杯:3試合出場/0得点
日本クラブユース選手権:3試合出場/1得点  Jユースカップ:6試合出場/2得点  U-18日本代表(2011/4)

常に1ランク上を狙ったハイレベルのプレーで、チームをさらなる高みへと押し上げる稀有の“マスターピース”。

誰もが認めるチーム1の実力者で、どんな状況でも常にゴールを意識した高精度のドリブル突破、難しい体勢からでも難なく枠へと収められる両足のシュート精度や、味方を活かす切れ味鋭いスルーパスも兼備しており、規格外のスケールで相手ディフェンスを混乱させ、チームを勝利へと導く中核としてその責を担う。

現在のチームの中でも越後はまさに“異色”の存在で、ユースには2008年の中学3年時に飛び級で昇格を果たすと、ユースデビュー戦となった尚志高校戦でいきなりゴールを決めてみせる離れ業を見せ、その後も日本クラブユース選手権の大分戦でチーム唯一のゴールを決めるなど存在感を発揮し、その後は越後をトップ下に置いた”越後システム”が起用されるなど、チームの若き”王様”として君臨した。

しかし、順風満帆に見えた彼にも、正式にユース昇格を果たした1年生時には大きな試練が待ち構えており、2009プリンスリーグ第4節の聖和学園戦では相手選手の放ったボールを顔面に受け、これが網膜はく離の重症となり、その後は長期に及ぶリハビリを強いられた。

それでも、約1年間にわたった懸命のリハビリから復帰した昨シーズン、その復帰戦となったプリンスリーグ第7節のアウェイ・秋田商業戦ではこれまでの無念を晴らす劇的な“無回転FK”を含む2ゴールと共にカムバックを果たし、その後は着実にプレー時間を増やし始め、夏の全国大会以降は試合感覚も完全に取り戻し、頼れるエースが完全復活を果たした。

これまでのプレースタイルは攻撃に徹した良くも悪くも“王様タイプ”のプレーヤーだったが、昨年夏に長期にわたってトップチームの練習に参加したことを転機に、“スタンドプレー”で輝くだけではなく、自らが前線でしっかりとハードワークをすることで、回りを活かし、自らも活きる献身的なスタイルを会得。

3年生となった今季はチームを牽引するキャプテンに選ばれると同時に、4月には念願のU‐18日本代表に選出され、日の丸を付けてバルセロナU−18などを相手に戦った。 目下の目標はトップチーム昇格であるが、長期的な視点で見れば彼にとってそれは“通過点”でしかない。

最終的な目標であるバルセロナ入団という夢に向かって、チーム史上屈指の逸材はボールを追い続ける。





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